蔵王〜足尾銅山後 東北その3
東北第3弾は、仙台から蔵王スカイライン・西吾妻スカイバレー・磐梯ゴールドライン・足尾銅山を通って東京へ。
 



モトライブO2を出発し村田の産直市場みんな野で蔵王源流米を手に入れる。遠刈田でZAO BOOバーガーを食べいよいよ蔵王エコーライン。


こまくさ平展望台 ここの断崖絶壁はごつごつしていてすごい。

標高が上がると紅葉真っ盛り

お釜 樹木が生えていないのでいつみても同じ景色

こまくさ平方面



エコーラインを上山下り国道13号で米沢へ。米沢のキムラで食料の調達、ここのスーパーは鮮魚が素晴らしい、今回も良い食材をゲット。その後県道2号で白布温泉を通って西吾妻スカイバレーへ。


峠の手前 米沢側は道路こそ見えないものの曲がりくねった雰囲気はわかるでしょうか?

紅葉の最盛期は1週間先か?というところでした。





標高1404m白布峠付近
 



東鉢伏七曲 すごいへピンでしょう。
 

檜原湖を見下ろす。急コーナー過ぎてガンガンとは走れません。
 

曽原湖キャンプ場に設営したら香の湯へ
森に囲まれた少しすべっとした温泉。








ツブ貝と北寄貝は刺身にして舞茸ご飯にさんまの塩焼き、焼き牡蠣と今日も贅沢
村上○○さんの幸水だったけ?みんな野で買った梨はうまかった。



 
曽原湖キャンプ場バイクの料金は1000円で避暑地のこの辺りでは安いが、湖畔のサイトはバンガローが邪魔して閉塞感がよくないのでどうしても道路向こうのサイトになる。雰囲気を楽しむのならあと500円足して曽原湖オートキャンプ場にしたほうが景色がずいぶんよいし、細かい砂利でテントも汚れない。



 
展望はほぼ望めない磐梯山ゴールドラインで磐梯河東インターから磐越自動車道・東北道・日光宇都宮道路の終点清滝へ。
   



 
国道122号で足尾銅山へ向かう。渡良瀬川上流の連続する砂防堰堤砂防ダム、鉱害で山が侵食されたためにこれほどの連続した砂防が必要となったのだろうか?


 
巨大な砂防ダム 松木川・仁田元川・久蔵川の3つの川が合流している部分の三川合流ダム。

明治初期より本格化し昭和48年までの100年近く採掘され、一時は日本一の銅の生産量を誇った足尾銅山、鉱害でこの山々は緑が失われ土石流が頻発、人が住めなくなった松木村は1902年に廃村、1897に始まった植林が今も続いている。鉱山で儲けた金と自然を復活するための金、もしかしたら後者のほうがかかっているのかもしれない。自然から大量の借金をし一時は潤ったものの今は少しずつそれを返しているとうい感じなのかなあと思った。その借金のおかげで日本の成長があったのも事実なのだが。

今も松木渓谷方面は立ち入り禁止

精錬所の煙突
 

渡良瀬鉄道の廃線跡

精錬所の手前まで観光列車が走っている。

草に埋もれたレールが悲しい。
蔵王エコーライン・西吾妻スカイバレーと東北の人気ツーリングコースをつないでの帰京、コースは良いのだが、前回の松尾鉱山・小坂鉱山に続き今回の足尾銅山、どの歴史も全盛期に比べて終焉期とその後があまりにも悲しい過ぎる。小坂は都市鉱山として復活しているが、恐ろしいほど環境に影響を与え事実はいろいろ考えさせられる。