Nam Dinh Thai Binh
ベトナム全省走破に向けて残すところ5つとなっていたのだが、あまり気乗りがしないハノイから東の2省に行くことにする。見るべきものを調べていると教会ばかりが出てくるが果たしてベトナム北東部はどのようなところなのだろうか。
 



ハノイから南に向かうのに交通量が多いQL1Aはできる限り避けたい。そこでTruc Phia Nam通りを南進し、途中から川沿いのNghiem Xueyen通りを南進するコースを選択。これが大正解だった、Ha Noi近くのQL1Aを回避することが出来た。




Phu Lyの手前でQL1Aと別れてすぐ混雑しているので、何かのイベントか?と思っていたら凄いことしてました(笑)警察も唖然。ベトナムあるあるで、お互い相手がよけるだろうと思っていたのでしょう。その後Phu Ly郊外で休憩、Nam Dinh ,Thai Binhへと進む。



田んぼの中を走りThai Binh郊外のBac Trac教会へはに向かうと、すぐ近くにも協会があったので立ち寄ったがNam Thai教会は改修工事中だった。



Bac Trac教会に到着 まず驚くのは教会の外壁色 教会って明るい色や石・レンガ色のイメージなのだがわざわざグレーに塗るって?悪魔が出てきそうな教会。また、敷地内で籾を干しているのがのどか。 





お祈り中だったが少し中をのぞかせてもらった。教会の外に出て周りを見回すと教会がいっぱい。集落ごとに立派な教会があるようだ。



次の目的地、海の中の小屋を見に行く途中昼飯にPhoを食べる。あとで気付くがあと10分ほど走れば海岸に出て海産が食べれたのに。残念



Dong Chauビーチ ハマグリの養殖で有名らしい。この建物が沖合まであるので、相当遠浅なのが判る。ハマグリの養殖に向いているのだろう。 そしてこの建物は、養殖のための建物なのか釣りのための建物なのか、休憩場所なのか、もしかしたら家なのか?
堤防の内側にもエビの養殖なのだろうか池と小屋が並んでいる。




再びNam Dinhに向かうのにHong 川をフェリーで渡る。10,000vnd=60円だ。このような渡船にもだいぶ慣れてきた。



Xuan Thuy国立公園に向かうと今度は黄色の教会だ、黄色もどうなの? 公園に入って一本道、何もないし誰もいない、いたのは牛の群れだけ。




行き止まりのXuan Thuy国立公園 Con Ngan環境管理センターまでやってきたが、看板のような鳥もいないし誰もいないので引き返す。ひたすらまっすぐな道を。



湿地帯に沿って走り、海にでるとNam Dinhでも海上の小屋がいっぱい。



先に進むと漁船がたくさん見えてきた。市場でもない場所で乱雑に扱われる魚は、売れ残りなのでしょうか?
 




海との水門に並ぶ網 これほど網が並ぶのは潮の満ち引きでたくさんの魚が来るのだろう。



海岸沿いの放棄された教会には夕景と夕食に合うようにホテルから歩いてゆく。 

レストランからの眺め 





季節外れなのと時間が早いのでレストランでは一番景色の良いテーブルに座り一人で海産を食べる。
食べ終わりそろそろ帰ろうかとしたところ、後でやってきたベトナム人の誕生日会に誘われ自家製の酒をふるまわれるが、毎回悪酔いするのでほどほどに引き上げる。

翌日は朝から雨だったが、最後の目的地Hung Nghia教会へ
 



この教会も昼間見るからよいが、形状も色もなんとも”おどろおどろしい”子供に夜見せたら泣き出すのではないか? 神聖な教会というより魔女の住処というイメージがするのは僕だけだろうか。



QL21Aを通りHa Noiに戻る。Nam Dinhを越えたあたりで遅い朝食



QL1Aに出ると丁度汽車とすれ違った。その後未だ残っている狭いままのQL1Aに入るが、やはりこの道はだめなので早々に川沿いのNghiem Xueyen通りに抜ける。


フランス統治時に建設されたのか多数の教会がある。ツーリングとしての道はまったく楽しくないが、それぞれの教会デザインが違うので教会巡りをするのも楽しいかもしれない。
Ha Noiから南進する場合は、このコースが正解だろう。